カテゴリ:小中全校
日義体育
今月の日義体育は「バナナ鬼」です。縦割り班ごとの準備運動の後に鬼を決めて、体育館中を走り回って鬼から逃げていました。朝から身体を動かし、とてもいい運動になりました。日義体育は、小学生と中学生が一緒になって運動することができる、小中併設校の特徴が活かされた活動の一つです。
小中スキー教室
1月13日に小中スキー教室が行われました。この日は晴天に恵まれ、最高のコンディション。小1〜中2までの子どもたちがスキーを楽しむことができ、冬のスポーツを満喫する時間となりました。お昼のカレーライスもおいしかったね!
頂上付近の景色は絶景でした!(撮影日:1月5日)
学校環境改善についてのご報告
昨年度より指摘されていた危険箇所や現在の子どもたちの学校環境について、各関係機関(木曽町教育委員会や県建設事務所他)のご配意により、下記の資料のように改善されましたので、皆様にご報告いたします。
3学期スタート
1月6日。3学期が始まりました。3学期は日数的には短い学期ではありますが、1年間のまとめをしていく大事な学期になります。それぞれの目標に向けて充実した3学期を送ることができるといいですね。3学期もお世話になりますが、よろしくお願いします。
3学期の始業式が行われました。
代表児童生徒が、3学期のめあてを発表しました。
校長先生から、「節目」と「感謝」についてのお話がありました。
教室や廊下には書き初めが掲示され、新たな気持ちで3学期がスタートしました。
小6・中1 中学校体験と紹介
12月14日に中学校の一日体験がありました。各教科の中学校職員が授業をしたり、中学校生活について話を聞いたりして、1日を過ごすことができました。特に学校説明では、中学校の行事のこと、部活動のこと、教科の紹介などを6年生でもわかりやすいように、中学1年生が説明してくれました。6年生からの質問タイムでは、4月から先輩になる中学1年生が丁寧に応えている姿が見られました。小中併設校ならではの貴重な中学校体験となりました。
避難訓練
今年度3回目の避難訓練が行われました。今回は予告なしの訓練。授業中以外に非常事態になったときには、校内のあちこちに緊急時の「避難集合場所」に集合します。落ち着いて避難したあとは、校庭で消火器の使い方の実演訓練もありました。避難訓練に合わせて、身近な防災について意識を高める良い機会になりました。
「木曽牛」の牛丼
12月9日の給食は「木曽牛」を使った牛丼でした。木曽地域で生産にかかわっている方々が、子どもたちに木曽牛を味わってほしいということで給食に登場しました。格別な味に、生産者の方々に感謝しながら、おいしくいただけましたね。
新米の寄贈
今年も尾崎建築様より、新米の贈呈がありました。日義の子どもたちに給食で地元の新米を食べてもらおうと、17年間も続いています。「こしひかり120kg」と「わたぼうし(もち米)10kg」をいただきました。日義で育った有機栽培のお米は、甘みがあるそうです。今後の給食で出てくるのが楽しみですね。
赤門お披露目の会
11月22日に、「赤門お披露目の会」が行われました。地域の方や学校職員、児童生徒代表が赤門に集まり、修復完成を祝いました。参加者だけでなく、小学生も別の時間に全校児童が集まり、記念に写真を撮影しました。日義小中学校のシンボルである「赤門」での大切な思い出になりましたね。
第3回学校説明会
11月の授業参観日に行われた学校説明会では、「各学年の紹介・学力調査結果・木曽町クラブ化構想」について、説明がありました。その際の各学年の紹介について、「生活科」や「総合的な学習の時間」での取り組みについてのスライドをお伝えいたします。
小学校1年生にとって初めての生活科の学習。まずは日義小学校の様子や生活を知ることから始まりました。学校探検や職員室の入り方など、校内の動きを覚えました。そんな中、「アサガオ栽培」を行いました。観察記録をしながら、日々生長していく様子に歓声を上げていた子どもたち。花が咲き始めると、色水を作ったり、「こすりぞめ」や「色水ぞめ」をしました。種がつき始めると種を集め、全部で幾つとれたのか数える子どもたち。秋になり、枯れて茶色くなったアサガオを見て「かわいそう」と口にする子どもたち。せっかくお世話してきたアサガオが残すために、つるを使ってリースを作ることになりました。半年にわたるアサガオ栽培から、たくさんのことを体験し、学んでいる1年生です。
小学校2年生は、これまでにミニトマトや大豆、ポップコーン栽培とイモリの飼育をしてきました。春に種を植え、夏には大きく成長し、立派な実をつけました。放課後にみんなで食べたミニトマトは、格別なおいしさでした。子どもたちは水やりをして、成長を観察する中で、植物の変化や成長に関心をもち、自分たちと同じように成長している事に気付きました。また、イモリの飼育を通して、生きものに心を寄せ、世話をすることの大変さも感じました。この後も、収穫した大豆を使用しての調理に挑戦したり、生まれてから今までの自分について調べる活動をしたりしていきます。生活していくために必要な生きた力をたくさん身に着けていきたいと思います。
小学校3年生は、畑で収穫した枝豆や大豆を使って簡単おやつ作りをしています。シンプルに枝豆を塩ゆでして食べたり、ずんだもちやサンドイッチにして食べました。簡単とはいえ、自分たちで加工して食べることの楽しさや難しさを経験しました。今後収穫した大豆を使ったおやつ作りも考えていきたいと思います。また、6月に地域のお年寄りの方とほおば巻き作り交流をしました。その時、ほおば巻きを一緒に作って楽しく交流できたので、今度は自分たちで作ったおやつを食べてもらいながら交流を深めたいと思います。歌やリコーダーの演奏を披露したり、自分たちだけでなくお年寄りにも楽しんでもらえるようなレクを考えて一緒に交流できたらと考えています。
小学校4年生は、これまでにミニトマトやナス、大根、すんき用の赤カブの栽培をしてきました。春にミニトマトと大根を植え、夏休み中も水やりを交代で行いました。収穫後にみんなで食べ、トマトが苦手だと言っていた子が、チャレンジしたところ「嫌いじゃないかも」と言っていました。初めてのことや苦手なことに挑戦するというのはとても勇気がいることですが、結果は挑戦してみないと分からないものです。そんなことを体験することができた良い機会になりました。食べることの楽しさや喜びを子どもたちが感じることができました。今後、木曽の伝統食である「すんき」を作るという活動を通して、地域の人とのかかわりについて学んでいきたいです。
もち米づくりに取り組んできた小学5年生。5月にみんなで田んぼに入り、手でていねいに田植えをしたあと、毎日当番を決めて田んぼの水の管理をしてきました。夏休み明けに鳥に食べられないようにするためにどうしたらよいかをみんなで考えて、かかしを作ることにしました。個性豊かな6体のかかしに守られてもち米は、どんどん大きく育っていきました。そして、10月はじめに稲刈りをしました。たくさんの稲を「はぜ」にかけて干すのは大変でしたがみんなで協力して一人ひとりが自分にできる仕事を一生懸命行いました。3週間ほど干したあと脱穀をしました。あとは精米しておもちを作るだけです。収穫したもち米やもち米づくりに協力してくださった皆さんに感謝してみんなで楽しくもちつきができたらいいなと思っています。
小学校6年生は、里山学習と1年生との交流を中心に活動を進めています。里山学習では、実際に里山を散策したり、里山協議会の方に里山の良さや課題などのお話を聞いたりして、自分たちにできそうな活動を考え、提案をしました。これから2学期終わりにかけて提案したことをもとに、里山をよりよくする活動に取り組んでいきます。1年生との交流では1年生が楽しめる遊びをしたり、教室探検やサツマイモ掘りをして様々な場面で交流しています。里山学習や1年生との交流のなかで、相手意識を大切にして活動に取り組んでいます。地域の方や他学年など、活動をともにする相手の立場のことを考えながら今後の活動をより充実したものにしていきたいです。
中学1年生は総合的な学習の時間に「木曽駒ケ岳登山」の事前学習や里山学習に取り組んできました。事前学習では登山の服装や山の天気、山の歩き方などの登山に必要な知識の学習から、高山植物や山に住む動物など自然や動植物について学びました。雨天のため、木曽駒ケ岳 登山は中止となりましたが、地域にある山や自然について興味をもてる機会となりました。また里山学習では、開田高原の山奥へ行き機械を使った伐採現場を見せていただきました。見学から森林を守っていくための木材の伐採方法や現場で働く方々の実際の様子について学ぶことができました。山や森林、地域など1年生で学習したことをこれからの活動に生かしていきたいと思っています。
中学校2年生は、今年の総合的な学習の時間で「働くこと」について追究してきました。「人はどうして働くのか」「働いている人の目的は何か」「実際に働くという体験はどういうことか」などを考えてきました。夏休みには木曽郡内の各事業所の皆様のご協力をいただいて、職業体験学習を実施しました。普段の学校では絶対に体験できない貴重な学習ができました。事業所の方のお話などから、働くことの目的は、社会性と個人性と経済性に分類でき、その3つは、働く中で割合や優先順位が変化していくことも分かりました。2年生の総合的な学習の時間で学んだことをこれから先の進路選択に生かしていきたいと考えています。
最後は中学校3年生です。総合的な学習の時間で「修学旅行」への学習として広島・京都・奈良の事前学習をしてきました。事前学習では、京都・奈良の世界的な文化遺産や歴史に触れ、伝統や文化を、受け継いでいくことの大切さを学びました。また、広島の原爆ドームや平和祈念館について調べ学習を行い、戦争の悲惨さなどについて学びました。実際に、3日間の中で日本の伝統文化や歴史、広島は当時どんな状況でどんな様子だったのかを肌で感じてくる事ができました。「百聞は一見に如かず」と言いますが、目の前で見て聞いたからこそ感じたものがあると思います。自分達が生まれ育ったこの国を知る上で、重要な地域を回って気持ちを共有できた経験をこの先も大切にしていきたいと思います。